英語は「読める」ことから
コラム
2026/8.17

数多くある塾の中から、KATEKYOレインボーのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
前回の「なぜ英語が身につかないのか」では、2つの壁の話をしました。
①「音」の壁です。
②「語順」の壁でしたね。
今回は「英語は読めることから」というテーマでお話ししたいと思います。
英語は「読める」ことから
英語を身につけるためには、まず英文を正しく読めるようになることが大切です。
ここでいう「読める」とは、英文を声に出して読めるという意味だけではありません。
英文の構成を理解し、意味のまとまりをとらえながら、前から読んでいくこと。
これが英語を読むための基本だと考えています。
そのために大切なのが、「英文の構成」「品詞」「スラッシュリーディング」です。
英文は「単語の集まり」ではありません
例えば、
Tom plays tennis every Sunday.
という英文を読んでみましょう。
英語が苦手な場合、
Tom=トム plays=する tennis=テニス every=毎 Sunday=日曜日
というように、単語を一つずつ日本語に置き換えてしまいがちです。
しかし、これでは英文が長くなったときに、どこまでが意味のまとまりなのかわからなくなってしまいます。
そこで、
Tom / plays tennis / every Sunday.
と区切って読んでみます。
Tom=主語
plays=動詞
tennis=目的語
every Sunday=時を表す語句
となっています。
つまり、
「誰が」→「何をする」→「何を」→「いつ」
という英語の基本的な流れが見えてきます。
ここで「品詞」が重要になります
英文を正しく読むためには、単語の意味を覚えるだけでは十分ではありません。
その単語が、英文の中でどのような役割をしているのかを知る必要があります。
例えば、
名詞なら「人・物・事」などを表す。
動詞なら「動作・状態」を表す。
形容詞なら「名詞を説明する」。
副詞なら「動詞や形容詞などを詳しく説明する」。
このように品詞がわかると、英文の構造が見えてきます。
そして英文の構造が見えてくると、単語を一つずつ日本語に訳さなくても、文章全体の意味をつかみやすくなります。
スラッシュリーディングで「前から読む」
ここで登場するのが「スラッシュリーディング」です。
英文を意味のまとまりごとに区切り、前から順番に読んでいく方法です。
例えば、
I went to the library / after school / to study English.
と区切ります。
「私は図書館へ行った」
「放課後」
「英語を勉強するために」
というように、前から意味を取っていきます。
日本語の語順に戻してから理解するのではなく、英語の語順のまま意味をつかむことがポイントです。
最初は日本語を使っても構いません。
大切なのは、英文を後ろから戻って訳す「返り読み」を少しずつ減らしていくことです。
最終的に目指すのは「英語を英語のまま理解すること」
もちろん、最初から英語を英語のまま理解することは簡単ではありません。
まずは、
単語が読める
↓
英文の構成がわかる
↓
品詞がわかる
↓
意味のまとまりがわかる
↓
前から読める
↓
英文の意味が理解できる
という段階を踏んでいくことが大切です。
そして、その先にあるのが、「英語を日本語に訳さなくても、英語のまま意味が入ってくる」という状態です。
これが、英語を本当の意味で「読める」状態ではないでしょうか。
英語の学習というと、単語を覚えたり、文法問題を解いたり、長文問題をたくさん解いたりすることに目が向きがちです。
しかし、その前に、「英文を正しく読めているか」を確認することが大切です。
英語は、まず「読める」ことから。
そして、読めるようになった先に、「わかる」「使える」がある。
KATEKYOレインボーでは、一人ひとりの現在の状態を確認しながら、「何を勉強するか」だけではなく、**「どのように、どの順番で学習するか」**も一緒に考えていきたいと思っています。

