ヤル気の本質を考える
コラム
2026/9.15

数多くある塾の中から、KATEKYOレインボーのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
中学生くらいまでであれば、勉強はできるだけ親が教えてあげられたら、それに越したことはないのかもしれません。
でもこれが親御さんの本心ではないでしょうか。
ところが、親子だからこそ難しい場面があります。
「どうしてこんな問題ができないの?」
「お兄ちゃんはよくできていたのに」
「やる気あるの?」
「その解き方は古い 今は違う」などなど
いつの間にか親子げんかになってしまう。そんな話は、決して珍しいことではありません。
こうした問題は、親が悪いわけでも、子どもが悪いわけでもありません。
親子という関係だからこそ、かえって解決が難しくなることがあるのだと思います。
だからこそ、私たちは「第三者」という立場にも意味があると考えています。
「この子には、今どんな勉強の仕方が合っているのだろう」
「何がわからないのか、どこから手をつければいいのだろう」
「今は勉強方法を変えるべきなのか、それとも少し待つべきなのか」
そんなことを、一緒に考えることも私たちの役割だと思っています。
その中で、今回は「やる気」について考えてみました。
「うちの子はやる気がないんです」
そう相談されることがあります。
でも、本当に「やる気がない」のでしょうか。
毎日自習室に来る子は、やる気があるように見えます。
一方で、人前ではあまり勉強しない子は、やる気がないように見えるかもしれません。
しかし、やる気は外から見えるものなのでしょうか。
私たちは、やる気そのものを見ることはできません。
見ることができるのは、その結果として表れた「行動」です。
では、その行動を変えるものは何でしょう。
目標かもしれません。
「できた」という経験かもしれません。
勉強のやり方がわかることかもしれません。
先生との信頼関係かもしれません。
あるいは、今はまだその時期ではなく、少し待つことが必要なのかもしれません。
同じ年齢でも、性格も、環境も、心の成長も一人ひとり違います。
だから、「やる気を出させる方法」が一つであるはずはありません。
大切なのは、その子を変えようとする前に、
「この子は、何があれば動き出せるのだろう」と考えてみることではないでしょうか。
こちらから何かを伝える。すぐには変わらない。もう一度伝える。時には待つ。
そして、いつか本人の中で「なるほど、やってみよう」と腑に落ちる。それが「納得」なのかもしれません。
本人が納得すると、考え方が変わる。
考え方が変わると、行動が変わる。
その行動を見て、周りは「やる気が出た」と感じる。
昔、「ヤル気スイッチ」という言葉がありました。
考えてみれば、そのスイッチは外にあるものではなく、本人の心の中にあるのかもしれません。
私たちにできるのは、無理にスイッチを押すことではありません。
その子の中にあるスイッチが、どこにあるのか。何をきっかけに入るのか。それを一緒に探していくこと。
勉強のやり方も、やる気も、親子だけで抱え込まなくていい。
「どうしたらいいのかわからない」
そんなときに、第三者として一緒に考える。
それも、私たちKATEKYOレインボーの大切な役割だと考えています。


